イケてない弘前を楽しくする方法

仕事で弘前に1週間滞在。

前回書いたとおり、弘前ショボ...

で、釣り友達のぎーたか君が
弘前を案内してくれるらしい。

しかもなにやら今回は高級ホテルに宿泊するらしい!
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高級ホテルのソファーは居心地が悪いらしい。

もちろん?かどうかは分からないが
秋田から尚樹さんも飛んできた。
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そう、弘前が楽しくないなら
楽しいメンバーで飲めば楽しいのだ!
ということに気付いた(笑)
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やっぱりジモぴー
いい店知ってる。

ちなみに俺がセレクトした一軒目の居酒屋は
やっぱりハズレ。

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もうギータカ君が歌ってた記憶ないし(笑)

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尚樹さんは相変わらずいい男だのぉ~

ということで、楽しい一夜を過ごしましたとさ。


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SOMEDAY

テレビを見ていて、ふと佐野元春のSOMEDAYが流れてきました。

私はこの歌に深い思い入れがあり、カラオケに行って歌うどころか
聞くことすら出来ません。

ずっと以前の話。

私が専門学校に入ってすぐにバイクで事故ってしまい、
左足を折りました。

そこから1ヵ月半、ずっと松葉杖生活だったんですが、
そのときに高校時代の友達だった「きたっちょ」が
私の面倒を見てくれました。

彼は高校卒業して先を決めかねていました。
大学に行くわけでもなく、専門学校でもなく
もちろん働くわけでもなく...かといって
フラフラするようなやつではありませんでした。
あくまで未来を決めかねていました。

そしてある日、「俺はゲームクリエイターになる」と決めました。
そんな折、私が骨折し、仙台に来たがってた彼に
「うちに住んでいいから面倒見て」と頼みました。

そこからおかしな共同生活の始まりでした。

朝はタクシーを呼んで学校に行き、
帰ってきてはきたっちょと家で酒を飲んで
宇宙の果ての話などいろいろなことを話しました。
高校時代から仲良くしてもらった友達でした。

私が買い物などに行けないので
全部彼にお願いしました。

その代わり下宿代はタダ。

私がギブスが取れる日が決まりました。
それ以前から彼は、私のアパートにいつまでも居れないと思ったのでしょう。
自分でアパートを探してアニメの専門学校も決めたとのことでした。
私のギブスが取れる3日ほど前に自分のアパートに引っ越してしまいました。

そして私のギブスが取れ、学校のオリエンテーションが終わり、
自宅に帰ったところ、彼が自分のバイクにまたがって私を待ってました。

私もそのころバイクに乗っていたのですが、
彼は私を驚かそうとバイクを買ったことを黙っていたのです。

私と彼と共通の友人の3人でちょっとバイクで出掛けようか
となりました。

私はスピード狂です。
彼もそれは重々わかってました。

当時、私が乗っていたのはヤマハのTZ-R。
2日に一度の割合で山に行き、峠を走っていました。
当時は他の単車に抜かれたことはなく負ける気がしませんでした。

そして彼が買ったバイクはFZR400。
私のバイクは2stだったので400ccとはいえ4stの彼のバイクに負けるとは
まったく思ってませんでした。

とりあえず松島のほうに行こうということになり、
仙台市内から松島方面へ。

仙台から利府街道を走ります。
利府が近くなるにつれ、車の数が減り、徐々にペースが
上がっていきました。

そしてある信号で私と彼、そして友人の3人が並びました。
若い3人です。
シグナルグランプリになりました。
私は絶妙なスタートを切ったにも関わらず
彼にぶっちぎられてしまいました。

やつは肩越しにピースサインを出しました。

「くっそーふざけんな!」
今日からバイクに乗ったようなやつに負けたことに
頭に血が上りました。

そして松島IC手前の信号でまた3台が並びました。
私は気合まんまんです。それは彼も分かっていたでしょう。

そして信号は青になりました。
私は気合が入りすぎて、スタートダッシュにかなり遅れました。
「こりゃ勝負にならん。次の信号で勝負だ」
と思っていたときに目の前で転倒する彼が見えました。

そこはゆるい右カーブでその先に信号があります。
おそらくちょうど信号が見えたあたりで信号が赤だったのでしょう。
急ブレーキを掛けた彼はバイクを制御できずに転倒したんだと思います。

転倒した彼の先にフルブレーキでバイクを止め、彼に駆け寄りました。
私も何度もバイクで転倒しています。
その都度ケガをしました。
でもいずれも軽症でした。

彼はうずくまって動きませんでした。
バイクで事故ると誰もがそうです。
何が起きたか分からずに動けません。

彼もそういう状況だと思いました。

そして私は
「おい、きたっちょ、大丈夫か?痛いか?」と
半分冗談交じりで聞きました。
すると彼は
「痛い」と答えました。

そこで私が思ったのが
「今まで私の世話をしてもらったんだから、今度は私が彼の世話をしてあげなくちゃ」
でした。

でも次の瞬間、彼の横たわっている地面に血が広がりました。
何が起こったのかまったく分かりません。
にわかにパニックになる私にもう1人の友人が
「ぶん、救急車呼べ!」と叫びました。

そこから救急車のあとを追い、病院に着いて待合室のイスに座っていました。
あまり明確な記憶がありません。

事故ったのが午後3~4時頃で病院にずっといました。
夜の10時過ぎに彼の両親が来て
「もう遅いから帰りなさい」と言われました。

「運び込まれたときは出血が止まらなかったけど、なんとか止まったみたいで」
「彼は峠を越したから」
これは誰が発した言葉か分かりませんでしたが
そう言われたのは今でも覚えています。

もう一人の友人と私のアパートに帰り、一晩が過ぎました。
やはり気になってあまり眠れず、朝を向かえ
彼の容態が気になって病院に電話しました。

「昨日事故で運ばれた***の友人ですが、彼の容態はどうでしょうか?」

すると看護婦がとても困った様子で
「えー、聞いてないですか。彼は今朝の4時頃に亡くなりました」
「出血性のショック死でした」

意味が分かりませんでした。
私は電話でその看護婦に食って掛かりました。
「昨日、出血はとまったって聞いたのに!!!」
「なんで連絡してくれないんだ!!!」

そこから先はぜんぜん覚えていません。

彼の葬式の前日、彼のお姉さんから私の自宅の電話に留守電が入っていました。
「明日お葬式なので来てください。でも絶対にバイクでは来ないでください」

そして彼の葬式に参列しました。
彼の顔を見ました。
死んでるようには見えませんでした。
今にも「おい」って声を掛けてくれそうでした。
そして思いました。
俺は彼のバイクを追い越したら、彼にやられたように
肩越しにピースサインを出してやろうと思ってたのに
これで一生彼を追い越せなくなりました。

葬式の間中、私はずっと彼が死んだのは私のせいだと思っていました。

私が仙台に呼ばなければ。
私がツーリングに行こうと言わなければ。
私がシグナルグランプリをしていなければ。

でもその葬式で友達が
「それはお前のせいじゃない。それを言ったら彼に関わったすべての人が原因になっちゃうぞ」
その一言でだいぶ救われました。

私の高校時代の一番の友人でした。

そんな彼が好きな歌が「SOMEDAY」でした。

今から21年前の話しです。
自分でももう忘れたかと思っていたのですが
やはり「SOMEDAY」を聞くと今でも思い出します。

今、私が無事でここにいるのは彼のおかげです。

彼が死んで1週間目に、私が寝ているとき、彼が現れました。
私は霊の存在とか怖いほうなんですが、
そのときは全く怖くありませんでした。

私が寝ているところを覗き込んで今にも話しかけてきそうでした。
私から声を掛けました。
「うぃ。何やってんだ?」
でも彼は微笑んで私をずっと見ているだけでした。
10分ほどそのままでした。
彼はいつも来ていた白いトレーナーにジーンズ姿でした。

そしてそのまま私は寝てしまいました。

次の日、このことを思い出して、本当に嬉しかった。
やつは私のことを見守っていてくれているんだと。

性格というものは急に変えることができず、
親友のそんな事故を目の当たりにしたら
運転がおとなしくなって当たり前なのに
前にも増して吹っ飛んで走っていました。

それから死んでもおかしくないような事故に何度も会いました。
でもその度に大したケガもなく、今日まで至っています。
さすがに最近は暴走はしませんが...

バイクで転ぶたびに
「やつが俺のクッションになってくれてるんだろうな。
 俺の代わりに磨り減ってるんじゃないか?」
って考えたことまであります。

彼が死んでしばらくは彼の実家に定期的に行ってました。
でもここ8年くらい忙しいことを理由にして行っていません。
行く気になれば行けるのに。
忙しいのなんて言い訳になってない。

今度は彼の顔を見に行こうと思ってます。
彼の好きだったコーンフロスト(砂糖入り)を手にして。

 
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Author:fishingbun
宮城の船釣り、アユ釣り、ワカサギ釣りなどやってます。
アユは秋田県の米代川、阿仁川、玉川(桧木内川)、皆瀬川、子吉川、役内川など。
ワカサギは桧原湖や岩洞湖
船は主に大型魚礁のカレイ釣り

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